私は20歳の時にTVCMメインの広告代理店に営業として入社し、上場している企業から、中小企業、従業員数名の小規模企業など、様々な企業の新規開拓を行い、広告を通じて関わらせていただきました。

入社した頃は、とにかく愚直に営業し、どんな業種かもわからずひたすら電話番号だけを調べてテレアポ営業をしておりました。
業種も知らずに電話してくるな！と、電話口から怒られることがほとんどでしたが、アプローチ件数は誰よりもありました。
結果、契約率は社内トップで、売り上げノルマを大幅に超える成果が出せました。怒られながらも無理やりアポイントを取り、契約に繋がった企業もいます。

メンタルと愚直さは誰にも負けない自信があります。

ただ、せっかく契約したのに、継続しない、やらなきゃよかった、などと言われることもありました。
自分の売上のために広告を売るのではなく、クライアントにとって何が良いかを考えなければダメだなと、初歩的な事に気付きました。
当初のクライアントには申し訳ない気持ちでいっぱいですが、私としては、入社してすぐに色々な経験をさせていただき、勉強させていただき、気づけたことが何より幸いでした。

そこから、単に広告を売るのではなく、なんの広告が良いのか、本当に広告が必要なのかというヒアリングから入り、広告が必要ではないと判断した企業は、アドバイスのみで仕事に繋がらずということも増えていきました。

既存クライアントのおかげで何とか売上は維持していましたが、新規の営業としては契約数が伸びず、不本意で、このままで良いのかと葛藤する日々が続きました。

そんな経験から、マーケティング「支援」会社として、広告を売るのではなく、ビジネスゴール達成に向けて何が最適かを考え、最終的にはTVCMを出せるくらいの企業に成長させ、共に喜び合える、2ndplaceに頼んで良かったと思える、そんな会社にしていきます。

取締役社長　佐藤翔五